全国「検査と健康展2017」
日臨技公益委託事業として、今年で4年目を迎える全国「検査と健康展」を11月27日(日)イオンモール宮崎「イオンホール」にて開催しました。
会場は公益性事業が認められ、イオン側が当技師会の実績を評価してくれ5月には、仮予約が出来、8月には開催日が確定しました。そして県会員、協賛団体等に連絡等行い、準備を進めて来ました。
企画内容は、子供や大人でも楽しく体験できる構成にした。@みんなでできる心肺蘇生法(宮崎ICLS普及委員会)、A臨床検査体験コーナー(頸動脈エコー検査、下腿静脈エコー、ヘモグロビン推定値測定、体内糖化度AGE測定、臨床検査技師体験尿試験)、Cがん予防啓発(がん細胞標本、パネル)、D健康相談コーナー、栄養相談コーナーで構成され、スタンプラリー形式にしてアンケートを実施した。
開催当日の設営は、3年目を迎えスムーズに終え、事故やトラブル等もなく、入場者376名(みんなができる心肺蘇生法200名、頸動脈エコー149名、ヘモグロビン推定値測定248名、体内糖化度測定210名、臨床検査体験尿試験38名、下腿静脈エコー75名、がん予防啓発コーナー208名、健康相談コーナー14名、栄養相談コーナー22名)で、大盛況に終わることができた。
今年度は、子供から大人までの体験コーナーを増やすことで、来場者に多くの検査を体験してもらうことで、健康への意識を高めてもらうことに重点を置いた。
アンケート回答では、189名(17未満35名、18才以上 154名)、「イベントの満足度」は、大変満足・満足を含めて、17才未満83.78%、18才以上92.2%であった。そして、「臨床検査技師を知っていますか。」の質問では、17才未満13.51%、18才以上62.34%が知っているとの回答が得られ、17才未満への職業として認知度の低さを感じ、来年度への課題として、このイベントを活用し、若い世代へのアピールの場としていきたい。
次に、イベントの良い点を上げてもらったところ、他のイベントにない体験ができた。親子が一緒に参加でき、スタッフがわかりやすい説明が良かった等の意見を頂いた。また、改善点としては時間帯での入場者のばらつきが観られ、来場者への積極的な声掛けの必要性を感じた。開催を重ねる度に来場者の健康への関心の高まりと検査技師の公益事業への参加の重要性も確認できました。
全国「検査と健康展」を終えて、あらためて協力していただいた県会員や協賛会員及び1団体の皆様に心から感謝し、お礼を申し上げます。
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